統計学からの計量経済学入門
によって 藤山 英樹
4.7 5つ星のうち(4人の読者)
統計学からの計量経済学入門 pdf無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) ロールプレイングゲームは攻略本片手に結果だけ追い求めてもそれほどおもしろくはない。各自が小さなステップの積み重ねとして大きなステップへと到達する過程が楽しいのである。この本では、意味ある筋道を追いながら、いくつかの小さなステップの積み重ね、そして大きなステップに達しながら、結果としてそこに見える風景を展開してゆきたい。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 藤山/英樹 1971年大阪府生まれ。1995年京都大学経済学部卒業。2000年京都大学大学院経済学研究科博士課程、研究指導認定・退学。2003年京都大学博士(経済学)取得。獨協大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
統計学からの計量経済学入門の詳細
本のタイトル : 統計学からの計量経済学入門
作者 : 藤山 英樹
ISBN-10 : 481220741X
発売日 : 2007/7/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : 統計学からの計量経済学入門.pdf
ファイルサイズ : 24.83 (現在のサーバー速度は21 Mbpsです
以下は、統計学からの計量経済学入門に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書は、これまでになかった計量経済学のテキストである。本書には3つの特徴があると感じた。第一の特徴は、細かい式展開までもが殆ど省略されずに記載されていることである。そのため、読み手は、基礎概念の流れを追うことに集中することができることである。第二の特徴は、第一の特徴があるため、基礎部分を従来のテキストより早く押さえることができることである。短期間で計量経済学の基礎を固めたい人にとってこれは嬉しい。(参考までに、私は2週間程度で読み終えることができた。)最後に、発展的な計量経済学のテキストに向かうことを前提に内容が用意されていることである。その例として、本書では行列を用いて回帰式を表現している、発展的な勉強を行うための話題をコラムとして採用しているなどが挙げられる。このように本書はブリッジテキストであることを意図している。問題点があるとすれば2つある。第一に計量計算ソフトへのつながりをすこし話題として入れて欲しかった。第二に、後半部分(第17章以後)において、統計の予備知識が少ない場合は、補論を経由しなければならないため、そこで、少々気が焦ることである。(後者は個人的に感じたことなので問題点ではないかもしれない・・・)足りない点もあったと感じたが、それを補ってなお余りある利点があるいいテキストであると私は評価したい。足りない点は、他の書籍を当たればよいであろう。大学院での計量経済学を学ぶ前にこのテキストを読むことで、架け橋が築かれるので、発展的な計量経済学の学習がスムーズなることが期待できる。
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