ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
によって 立花 隆・佐藤 優
4.4 5つ星のうち(66人の読者)
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)本無料ダウンロード - 内容紹介博覧強記のふたりが400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、“総合知”をテーマに古典、歴史、政治、宗教、科学について縦横無尽に語った。【著者・佐藤優さんからのコメント】 中世哲学に、「博識に対抗する総合知」という基本原則がある。いくら断片的知識をたくさん持っていても、それが総合され、縦横無尽につかいこなすことができなければ意味がない。立花隆さんが「知の巨人」と呼ばれるのは、まさにこのような総合知を体得しているからだ。 立花隆さんとの対談は、文字通り、真剣勝負なので緊張する。お互いに相手の発言には最後まで耳を傾け、何を考えているのかを理解する。その上で、賛成できることには賛成し、異論がある部分については、そのことを率直に述べる。実にすがすがしいやりとりができたと思う。 この対談で面白かったのは、私と立花さんとの間にあるいくつかのねじれが明らかになったことだ。立花さんは、相対性理論、量子力学を知っている現代人がカントの『純粋理性批判』の世界にとどまっていることは、知的に不誠実であると考える。これに対して私は、『純粋理性批判』がニュートン力学的な「古い物理学」に基づいているが故に重要と考える。現実の国際政治や市場が、ニュートン力学的な世界観を基礎に動いている。国際法や国際連合も基本的にカントの時間、空間概念によって組み立てられているからだ。 私は、地動説を知っている現代人も、日常的には太陽、月、星が地球を回っていると受け止めているので、天動説で世界について語ってもよいのではないかと思うのだ。ただし、ニュートン力学、カントの批判理論、天動説がそれぞれ偽りの理論であるという認識をもっておく必要がある。 われわれを取り巻く世界は、嘘と悪に包まれている。それを見抜くために教養が必要なのだ。嘘に騙されず、悪に極力関与しない生き方をするための実用性をこの本はもっている。ほんとうの実用性は、「ハウツー」式では身につかない。自分で考えることを繰り返すことによって体得する教養こそが、真の実用性をもつことを、私は立花さんとの共同作業を通じて読者に伝えたいのである。内容(「BOOK」データベースより)今、何を読むべきか?どう考えるべきか?「知の巨人」立花隆と「知の怪物」佐藤優が空前絶後のブックリストを作り上げた。自分の書棚から百冊ずつ、本屋さんの文庫・新書の棚から百冊ずつ。古典の読み方、仕事術から、インテリジェンスの技法、戦争論まで、21世紀の知性の磨き方を徹底指南する。商品の説明をすべて表示する
ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)の詳細
本のタイトル : ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)
作者 : 立花 隆・佐藤 優
ISBN-10 : 4166607197
発売日 : 2009/10/17
カテゴリ : 本
ファイル名 : ぼくらの頭脳の鍛え方-文春新書.pdf
ファイルサイズ : 20.45 (現在のサーバー速度は24.1 Mbpsです
以下は ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
色んな分野の良書、名著が400冊くらい紹介されています。(対談の中でちらっと名前だ出てくるだけのものも)2人の巨匠がどんな本を読んでいるのか、ということが分かるのと、これらの本をとりあえず読めば間違いない、ということが分かります。あとは、自分の知らない分野を勉強したいときにまず何から読めばいいかも学べます。時間がない社会人にこそ、読んで欲しい1冊。
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