熱帯植物 天国と地獄 (SCCガーデナーズ・コレクション)
によって 清水 秀男
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熱帯植物 天国と地獄 (SCCガーデナーズ・コレクション) epubダウンロード無料 - 内容(「MARC」データベースより) 読む人を素敵な植物の世界へと誘い、植物の楽しみを伝える1冊。『熱帯動植物友の会会報』や『朝日新聞』に掲載された「花と緑」、各種園芸誌に執筆した記事を基に、加筆・修正して刊行。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 清水/秀男 昭和26(1951)年2月12日生まれ。東京農業大学卒業。熱川バナナワニ園研究室課長として、新しい植物の導入、試作などを行うかたわら、熱帯動植物友の会の事務局として、友の会会報(季刊24ページ)の編集を担当。また、1998年に発足した日本ブロメリア協会の事務局も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
熱帯植物 天国と地獄 (SCCガーデナーズ・コレクション)の詳細
本のタイトル : 熱帯植物 天国と地獄 (SCCガーデナーズ・コレクション)
作者 : 清水 秀男
ISBN-10 : 4886471579
発売日 : 2003/1/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : 熱帯植物-天国と地獄-sccガーデナーズ-コレクション.pdf
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清水秀男氏は、熱川バナナワニ園に勤務している学芸員である。東京農業大学を卒業し、メキシコで仕事をして、その後入園。今回は、3つの植物について、新しいことを知ることができた。①黄色いアサガオ②ジャンピングビーン③プロテアの栽培●黄色いアサガオ;Ipomoea Lindenii (イポメアリンデニー)ヒルガオ科メキシコ原産花期は遅い。(10月から11月)。種子はとりにくく。挿し木もむつかしい。Ipomoea obscula(イポメアオブスクラ)淡いクリーム色アフリカ産江戸時代の文献にはかなり黄色いアサガオの記録があるが、現在はっきり黄色とよべる系統はない。吹掛絞の地色は淡い黄色であることが多いがこれはCHI遺伝子が欠損しておりカルコンが蓄積するためだと言われている。これに吹掛絞を抑圧するような変異が入ると無地の淡い黄色のアサガオとなる。またハワイなどに自生しているIpomoea属の種にオレンジがかった黄色のものがある。黒いアサガオも育種家の目標であったが、現在ではかなり黒いアサガオができている。pr + insense + 暗色系遺伝子 + Xといったところだろうか。●ジャンピングビーン;セバスチアニアバボニアナSebastiania voniana学生の頃、アメリカで見つけたというジャンピングビーンを見せてもらったことがある。机の上で、跳ね回る様は、なぜなんだ。と思った。その疑問が解けないままにあったが、蛾の幼虫が、種子にはいっているというタネアカシ。なんて、シンプルなんだと思ってしまう。蛾の名前;カルボカプササルティタンCarpocapsa saltitansトルトリシダエ科Tortricidaeクリミガによくにたハマキムシ。メキシコソノーラのアラモスヘルナンデ社メキシコでは、Frijoles brincadores フリホレスブリンカドーレス●プロテア「カリウム過剰がよくない。」という指摘は、なにかうなずけるモノがあった。熱帯の植物は、やはりおもしろい。
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