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プロへの道

によって 深浦 康市


4.2 5つ星のうち(5人の読者)

プロへの道 epubダウンロード無料 - 内容紹介 「九州にタイトルを持って帰る」王位戦でそう公言した深浦康市は、フルセットの激闘の末、羽生善治からタイトルを奪取。見事約束を実現。昨年も羽生を退けて王位を防衛しました。 本書は、長崎県佐世保市に育った深浦がどのようにプロ棋士となっていったかを解き明かしたものです。 深浦の子どものときからの指導者が、プロになる厳しさと大変さ、そしてそれを実現していった深浦の様子を克明に記しています。 また、奨励会での熱戦譜など、深浦少年の棋譜を約60局収録。そのうち奨励会三段リーグの棋譜が40数局。 プロを目指す者たちの棋譜には、トッププロ同士の戦いにも負けない熱い思いがぎっしりと詰まっています。 プロ棋士を目指す子どもや、その指導者の方はもちろん、プロの片鱗に触れたい将棋ファンにも必読の書と言えましょう。 内容(「BOOK」データベースより) 将棋を覚えた少年は、いつしかプロになりたいと思うようになる。アマチュアからプロ棋士になるまでの道のりを綴った一冊。 商品の説明をすべて表示する

プロへの道の詳細

本のタイトル : プロへの道
作者 : 深浦 康市
ISBN-10 : 4839932646
発売日 : 2009/5/23
カテゴリ : 本
ファイル名 : プロへの道.pdf
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以下は、プロへの道に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
地方出身棋士の出身地への想いは強い。とくに深浦王位は、生まれ育った佐世保を強く意識して、かねがね「タイトルを九州に持ち帰る」と公言し、ついにそれを実現した。同門(花村元司九段)の兄弟子で福岡出身の森下卓九段もそうだとは思うが、それと比べても、故郷のひとびとへの尊敬と感謝の念はより強いように見受けられる。その深浦王位が、懐かしい故郷に想いを馳せつつ、自らを将棋の道に歩ませてくれた恩師や得難いライバルのエピソードを綴りながら、苦しくも楽しい、そしてちょっぴりほろ苦い修行時代を回想している。いかな一流プロ棋士と言えど、出発点は初心者。小中学生時代の棋譜はじつに粗削りで、こんなひどい手を指していたか、と一瞬信じ難いものもある。だが、さすがプロのタマゴと唸らされるヒラメキやセンスも随所に見られる。理論を精緻に組み立てた定跡解説書ではないから、深浦少年の棋譜がそのまま理想の教材に、とはなりにくいだろう。しかし、現在第一線で活躍する同世代の棋士たちと奨励会時代に切磋琢磨した棋譜も数多い。着実に成長を遂げていく深浦少年の真摯な姿勢や情熱は、現代の、そして将来の小中学生たちに、きっと豊かな刺激と励ましと希望を与えるに違いない。残念だったのは、単なる棋譜紹介だけのページが全体のほぼ半分を占め、想い出を綴ったエッセイの部分や自戦解説などが期待ほど多くなかった点。自画自賛でもかまわない、王位自身の言葉でもっと多くを語ってほしかったので、少し厳し目だが★1個マイナスとさせていただく。

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