南太平洋のサンゴ島を掘る: 女性考古学者の謎解き (フィールドワーク選書 4)
によって 印東 道子
4 5つ星のうち(5人の読者)
南太平洋のサンゴ島を掘る: 女性考古学者の謎解き (フィールドワーク選書 4) epubダウンロード - 内容紹介 ★2015.02. 雑誌「みすず」1・2月合併号:2014年読書アンケートにて 「発掘した遺物が謎を生む。ビーズのひとつがベネチア製だった」(斎藤成也氏評) と紹介されました! ★2014.07.15 朝日新聞夕刊 文化面にて 「海外での考古学 苦労や教訓紹介」として本書が詳しく紹介されました! ★2014.5.17 北海道新聞・夕刊に本書特集記事が掲載! 「考古学の舞台裏多彩に紹介 現地での交流含め一冊に」の見出しで詳しく紹介されました! ★2014.5.14 日本経済新聞夕刊「エンジョイ読書」欄に 本書が紹介されました! ★2014.3.23 中国新聞書評欄・新刊紹介に本書が紹介されました! 発掘のようすはもちろん、サンゴ島のくらしをおさめた写真を多数掲載。 読後南の島へ発掘しに行きたくなること、受けあいです! 内容(「BOOK」データベースより) サンゴ島の人びとと発掘する歓びを分かちあう。小さな島になぜ人は住みはじめたのか?発掘によって明らかになった意外な歴史を紹介する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 印東/道子 東京都生まれ。ニュージーランド・オタゴ大学大学院人類学部博士課程修了、Ph.D.(人類学、オタゴ大学)。国立民族学博物館教授。専門はオセアニア考古学・人類学。1973年以降ミクロネシアを中心に発掘調査を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
南太平洋のサンゴ島を掘る: 女性考古学者の謎解き (フィールドワーク選書 4)の詳細
本のタイトル : 南太平洋のサンゴ島を掘る: 女性考古学者の謎解き (フィールドワーク選書 4)
作者 : 印東 道子
ISBN-10 : 4653042349
発売日 : 2014/3/4
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.06 (現在のサーバー速度は21.71 Mbpsです
以下は 南太平洋のサンゴ島を掘る: 女性考古学者の謎解き (フィールドワーク選書 4) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
とても読みやすくておもしろかった。南太平洋というと楽園イメージが強いけど、リゾート化していない小さな島で地道な発掘調査をしている考古学者がいるのに驚いた。文体が簡潔でやさしく、調査の様子と学問的な背景などが,エピソードをおり込みながらバランスよく配されていて、専門知識がなくてもすらすら読める。なんでも腐ってしまいそうな熱帯の島だけど、昔の人が使っていた貝で作った斧や腕輪などがみつかるし、鶏や豚の骨を調べると、どこから人が来たのかわかる。サンゴ島では作れない土器もたくさん見つかって、それを使った謎解きもおもしろい。女性考古学者・・という副題に惹かれて手にしたが、著者は女であることを売りにはしていない。むしろ、世界の考古学者と互して研究を続けている様子が本から伝わってくる。考古学は男の世界というイメージをもっていたが、女性でもこんなにスケールの大きな仕事をしている人がいることを知ったのは収穫だった。
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