新・台湾の主張 (PHP新書)
によって 李 登輝
3.8 5つ星のうち(16人の読者)
新・台湾の主張 (PHP新書)ダウンロード - 内容紹介 台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から15年、92歳になった著者が、ここに新たな「魂の直言」を放つ。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統としての孤独、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢……。そして、新たな民主化への道を歩み始めた台湾と、日本の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。◎映画『KANO』のこと◎「/犬が去って、豚が来た」/◎組閣での「ウルトラC人事」/◎中国の軍事的恫喝に屈せず◎/中国への傾斜を加速させる馬政権◎/ヒマワリ学生運動が起きる◎/日本の集団的自衛権行使を歓迎する◎/日台の絆は永遠に 内容(「BOOK」データベースより) 台湾の民主化を成し遂げ、哲人政治家と称される著者は、台湾人は今こそ「日本精神」を顧みなければいけないと説く。日本統治時代の日本人が持っていたとされる「誠実」「勤勉」「奉公」「遵法」などを胸に、台湾との統一併合をめざす中国と対峙せよと語るのだ。ベストセラー『台湾の主張』から16年、92歳になった著者が、改めて日本と台湾への思いを著す。新渡戸稲造や後藤新平からの影響、農業経済学者としての活躍、台湾総統として抱いた志、中国の軍事膨張に対して示した毅然たる姿勢…。そして日台の今後を見据え、東アジアの平和のために進むべき道を説く。 商品の説明をすべて表示する
新・台湾の主張 (PHP新書)の詳細
本のタイトル : 新・台湾の主張 (PHP新書)
作者 : 李 登輝
ISBN-10 : 4569823645
発売日 : 2015/1/15
カテゴリ : 本
ファイル名 : 新-台湾の主張-php新書.pdf
ファイルサイズ : 19.38 (現在のサーバー速度は19.44 Mbpsです
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李登輝が任期中である1999年に発行された『台湾の主張』と併わせて読みました。その『台湾の主張』から15年経ったこの書ですが、基本的な政治思想への言及は、『台湾の主張』と変わらず首尾一貫しています。『台湾の主張』と同様、事柄に付随しての回想がありますが、視点を変えて述べられているところ多く、また最近の事柄である、ヒマワリ運動や映画『KANO』、東関東大震災、八田與一などにも触れられているので、『台湾の主張』との併読は無駄ではなくプラスになり、『台湾の主張』はvol.1、この書『新・台湾の主張』は、『台湾の主張』のvol.2の印象を受けます。必ず出るだろうと予想していた対峙する中国への言及は『台湾の主張』では殆どありませんでしたが、この『新・台湾の主張』では、中国や馬英九などへの多少の勧告があります。ただ感情的な罵倒風ではないので、この時92歳の著者からすればかなり紳士的な表現とも言えるかもしれません。『台湾の主張』のレビューとかぶってしまいますが、述べているのが李登輝なので、中国寄りの感覚からみれば何を言ってもネガティブに感じとってしまう箇所があるのは否めないでしょう。しかし、「身近な国での民主改革を行った一人の政治家の主張」をバイアスのかかっていない感覚で、かつ台湾に少しでも興味があるのでしたら、一読の価値ありです。そして、記されている日本人秘書の早川友久氏による多少の文字校正や口答によるリライトがあった可能性も否定できませんが、いずれにしろ日本語によってこれだけの文章を述べられた李登輝へは心服致します。
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